トッレ・ドルティ ロッソ・プロヴィンシア・ディ・ヴェローナTORRE D'ORTI ROSSO PROVINCIA DI VERONA IGT
トッレ・ドルティは、ヴェネト州サン・マルティン・ブオンアルベルゴにある、マルチェッリーゼに近い丘の地区の名称で、かつては防塞のための監視塔が建てられ、その後はオリーヴやブドウや穀物の畑として使われました。
2000年にピオーナ家が、丘の上の素晴らしい畑を購入したのが始まりです。
カヴァルキーナやラ・プレンディーナで培った技術をもって、伝統的なヴァルポリチェッラで革新的なワイン造りに挑んでいます。
「ガンベロロッソ2010」で『今年のエノロジスト』に選ばれたロベルト・フェッラリーニが、2ヶ月毎に来て、ブレンドなどのコンサルタントをしています。
ブドウの乾燥は、出来るだけゆっくり、低い温度で行うのが理想です。
したがって、湿度と温度をコントロールすることがとても重要になります。
乾燥室ではセンサーで部屋の温度と湿度を測り、外気が適切な温度・湿度であれば窓を開けて外気を入れ、また乾燥した空気のほうがよければ、冷却装置(クーラー)で乾燥した空気を送ってブドウを乾燥させます。
これらは全て自宅のパソコンで管理しています。
丸みを持ったアールデコ調のラベルの絵は、リクエストして、叔母に描いてもらったものです。
ワインメーカーの考え方によって誕生した新たなワインです。
ヴァルポリチェッラの伝統的な手法であるリパッソで造られています。
それを、国際品種であるメルロで行なっています。
リパッソは、ワインをより力強くするためのものです。
熟成はバリック(2〜3年樽)と20hl入りの樽で12ヶ月間行います。
『ヴァルポリチェッラの地域では、伝統的にアマローネを造ったブドウの皮でリパッソを行ないます。
しかし、私はそれをメルロで行なうことにしたのです。
コルヴィーナやロンディネッラのもつチェリーやペッパーのような風味に、メルロにあるカシスやブラックベリーが組み合わさったら面白いと思い、このワインを造ろうと思いました。
』 「リパッソ(二重発酵)」とは、ヴェネトに古来から伝わるワインの製法。
発酵させたワインを、軽く圧搾した陰干しブドウに注ぎ入れます。
凝縮された糖分とアロマを持つ陰干しブドウは、圧搾されるとすぐに二次発酵を始め、ワインにエレガントさと甘いタンニンを誘発し、よりしっかりしたストラクチャーと骨格を造ります。
これにより新しいフレーバーと香りが生まれ、アルコール度が高く、色素・エキス分・柔らかいタンニンが豊富なワインが生まれます。
赤みを帯びた深みのあるガーネット色。
ブラックベリーやチェリーのコンポート、ブラックペッパー、ヴァニラの香り。
果実感溢れる味わいで、なめらかなタンニンに長い余韻が特徴です。
贅沢な味わいがお手頃価格で楽しめるとっても美味しいリパッソです。
内容量 750ml ブドウ品種 コルヴィーナ55%、コルヴィノーネ10%、ロンディネッラ20%、メルロ15% 保存方法 冷暗所にて保存 原産国名 イタリア ヴェネト 輸入者 (株)稲葉
- 商品価格:2,079円
- レビュー件数:1件
- レビュー平均:5(5点満点)
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